ABOUT

------ 燐 rin とは? ------ 奇抜じゃなく、普通じゃなく、 誰でも似合って個性的。 そして不屈の不良魂と少しのユーモア。 矛盾だらけのテーマが、まぜこぜになった燐の服。 自ら燃える元素【リン】の名で、 半年に一度こっそり発火する手作りの服屋なのです。 https://linktr.ee/rinwork ------ デザイナープロフィール ------ 燐 designer 大原佐予子 福岡県生まれ。 高校と短大でデザイン全般を学び、東京の設計事務所で二級建築士として住宅建築設計にかかわる。同時期に展覧会や演劇の衣装、様々なアーティストとのコラボレーションショーを経て、1999年にファッションブランド「燐-Rin-」を立ち上げる。店舗を持たず、全て手作りで、毎シーズン渾身のコレクションを手に、福岡、東京、京都の三都市をツアーで回る独自のスタイルで活動中。 1990年 宝島社CUTIE インディーズコンテスト グランプリ受賞 1995年 「貝殻の標本~死装束の展覧会~ 私は死んでも好きな服が着たい」 東京で初開催、以後大阪と東京での再演 1997年 演劇「アミダナブ」舞台衣装製作 能芸集団阿彌 脚本 岡村洋次郎 演出 観世栄夫 1997年 OMS戯曲賞 大賞「夏休み」舞台衣装製作 扇町ミュージアムスクエア プロデュース 脚本 内藤裕敏 演出 いのうえひでのり 1999年 「燐 -Rin- 」スタート 「ファッションコラボレートBIRTH」 福岡西鉄ホール プロデュース 帽子作家 田中重子氏とのコラボレート 「HAIR&FASHION SHOW - PARTY“ TO KNOW”」 セバウンファミリーParis主催 クリストファー・ネメスとの共演 「NHKドキュメント にっぽん旅立ちはドレスで」 貝殻の標本が特別番組となる 2000年 「ファッションコネクションシンガポール~アジアンコレクション」参加 福岡で「燐-Rin-」初のアトリエショップを開催 2002年 東京で燐ショップ(ポップアップショップ)スタート 熊本現代美術館「ATTITUDE2002」にて「貝殻の標本」展示 2006年 ロサンゼルス「Jeannie Y」展示 トランクショー参加 2008年 京都で燐ショップスタート。 以後福岡、東京、京都で年2回の燐ショップを開催中 2025年 燐の定番服を再構築する 「Basic Rin」プロジェクトスタート ------ デザイナーコメント ------ 紙と鉛筆でデザインを描き色を塗り、生地を触りパターンを作り、 裁ち組み立て縫い合わせ、ヘアメイクをしスタイリングをし撮影をし、 文章を考えグラフィックを作り、設営をし接客をし撤収をし、 人と出会い笑い悩み、打ち上げで各地の美味しいものを 食べてたくさんお酒を呑み、また冒頭に戻る。 年に2度しかない燐ショップなのに、 そのルーティンを並べてみると年に2回も無理じゃんと笑えてくる。 でも本も読みたいしドラマも見たいしゲームもしたいし お酒も呑みたいので、仕事は6時にはやめます。 少数精鋭、主メンバーは4人。ミシンは1台、私の担当です。 誰もが信じられないと言うけれど、 服作りの中でミシンの割合は、実は40%くらい。 パターンやアイロンや組み立ての作業が 仕上がりを左右する一番の難所でありプロの仕事だと思う。 燐ショップが始まる時、一番一息ついてる時、 今から誰に会うのか、どんな人がこの服を買うのか、 また新しい発見や快事件が起きることを期待して、 毎回ワクワクとしています。そうして25年経ちました。 燐の服を25年着たので、今からもきっと着続けます。 デザインは回転しまた生まれ、 そのモヤッとした塊に真面目に向きあう事を、これからも続けます。 2025年 1月 大原佐予子